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プレパラキッズ大森国語作文教室

Author:プレパラキッズ大森国語作文教室
東京都、大正文士たちが集った地の、国語作文教室「プレパラキッズ大森国語作文教室」のブログです。
ホームページ http://www.preparakids.jp/ も、よろしくお願いいたします。
※ 2017.1.23 移転に伴い、教室名を変更しました。(旧教室名:プレパラキッズ大森山王国語作文教室)

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プレパラだより~プレパラキッズ大森国語作文教室
大正文士たちが集った地の、国語作文教室のブログです。
本だな:「レイナが島にやってきた!」
 平成30年度 全国青少年読書感想文コンクール

 課題図書(小学校中学年の部)


 ⇒ 【あらすじ紹介】、【感想文で悩んだら・・・】、【読者としてのひとこと】を。

 「レイナが島にやってきた!」
 
 理論社  長崎夏海 作 いちかわなつこ 絵  定価1,512円 (本体1,400円+税)

 
レイナが島にやってきた

   
 ☆ プレパラキッズでは、この作品をテキストに、感想文を書く夏期講座を開催します。
 ☆ 日程他、詳細は、6/1以降、ホームページ上でお知らせ致します。
 


【あらすじ紹介】


南の島の小さな小学校に通う優愛は四年生。初めての女子のクラスメイトができると期待して待っていたのに、転校生は、始業式には現われず、校庭のガジュマルの木に一人登って手を振っていました。

里子になってこの島に来たという転校生レイナの型破りな言動に、そして、彼女が話すお話に、引き寄せられる生徒たち。レイナは、学校や、島の自然に溶け込む一方で、家事をすることに執着したり、後ろからだきついてきた下級生をつきとばしたり。

学校に来なくなったレイナを心配し、家を訪ねたり、若葉ちゃんから話を聞いたりする中で、優愛は徐々にレイナの事情を知っていくことになります。レイナが「ケイヤク破棄」されてしまうかもしれないと聞いた優愛は・・・。


【感想文で悩んだら・・・】

小学生のみなさんが困っていたら、こんな言葉をかけてみてはいかがでしょうか? 
返事が返ってくるものがあったら、それが感想文の立派なモチーフになります。
返答・反応が、なかなか出てこない質問は、あっさり捨ててください。

・ もし、レイナがクラスメイトになったら、仲良くなれそう?なぜ?
・ 優愛は、どんな性格の子?
・ レイナが、体調が悪いのに、ケイヤクだからと家の仕事をしようとすることについて、どう思った?
・ 「きくのも自由。答えるのも自由」というレイナの考え方と、「きかれたらいやだろうなって思うことは、きけない」という優愛の考え方、どちらに賛成?
・ 若葉ちゃんは、なぜレイナと友だちになれたと思う? レイナのお母さんに、ケイヤクを伸ばして下さいと頼む、と言ったところを読んで、どんなことを思った?
・ この本を読んで、初めて知ったことはある? どんなこと?
・ もし、自分が優愛たちの島に転校するとしたら、どんなことがしたい? 優愛たちの住む島の生活をどう思う?


【読者としてのひとこと】

家庭的な小さな島で育った優愛にとって、気心の知れた家族や幼なじみは、「自分の延長」のような存在。それに対して、優愛にとってのレイナは、初めて出会った「他者らしい他者」だったのではないかと思います。

一方、レイナは、「他者」に囲まれた中で、ずっと生活してきたのでしょう。家族の関係にケイヤクという言葉を持ち込んだり、勢い込んで自分の思いを話そうとしたりするのは、「他者」の中に、どうにかして自分の場所を確保しようとするための手段に見えました。

レイナの個性、養子縁組の話、学校に行かないこと・・・など、強いモチーフが多々出てくるので、その中から気になるものを選んで題材にすることで、十分良い感想文ができると思います。
でも、「初めての他者」を理解しよう、仲良くなろうと、自分の心と相談しながら静かに奮闘する優愛にも目を向けてみると、さらにこの本が楽しめる気がします。

学校にあるガジュマルの老木、サトウキビ・ソテツ・月桃などの植物、島の大きさの紹介などからずると、モデルになった島は、著者の住む沖永良部島でしょうか。南の島の自然や生活について調べてみるのも楽しそうです。

※ 文字数は多めですが、2年生以降で習う漢字には、基本的にルビがふってあります。漢字がちょっと苦手、というお子様にも、お勧めします。

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テーマ: - ジャンル:学校・教育